今はもうやってません

私は一応、評価をチェックはする人間なのでこのブログの上位記事を定期的にチェックしてるんですが、あれですね、特定のタグとかキーワードもないのになぜか中学時代の奇行の話が一位ですよね今。なんで??

いや、別にいいけどさ。今回はそれよりももっと前の、小学生の頃の話をしようと思います。そもそもですね、私は幼少期の記憶があんまりない人間なんですが、行動の痕跡がそこかしこに残っている上、親や兄弟から聞かされるので否が応でも当時の自分を知る羽目になりますね。

小学校1年生から3年生まで、子供部屋で兄弟3人まとめて寝てたんですよね。この辺も記憶が曖昧なんですが。友達と遊んだりするのもこの部屋でした。

たぶんその頃だったと思うんですけど、なんか、チャレンジってあったじゃん?進研ゼミ?まぁちょっとその辺はよく覚えてないですけど、あのランドセルの妖精が出てくるやつね。要はあの通信教育のお誘いが頻繁に家に届くんですよね。これはまぁみんなご存知の通りなんですが。あの、進研ゼミのおかげで全てがうまくいく漫画がついてくるやつ。

当時の私は好奇心旺盛でかつ飽きっぽかったので、何か1つの物事に極端に取り組み始めたかと思えば翌々日くらいに飽きてやめるみたいなことをずっとやってたんですね。これ割と今もそうか。だからですね、その通信教育をやったりやめたりを繰り返してたんです。これは親からすると大変いい迷惑ですね。

まぁそんなある日のこと、また私のもとに進研ゼミからのお誘いが来るんですね、なんと今回は、ポイントを貯めるとこんなものが手に入ります!みたいな煽り文句までつけて。そこでまたも私は引っかかるわけです。バカですね。しかもですね当時のお誘いの書類は、ご両親への説得の仕方とかもしっかり書いてあるわけです。で私はまた、親にお願いに行くんですね。進研ゼミやりたいですと。

でももう前科があるわけです。だから親もそう簡単には引いてくれません。そう言って前もやめたでしょって言われて、その時はそれっきりです。

幼少期の私はかなり気性の荒いモンスターだったので、そう言われるとこうますます燃え上がっちゃうんですね。そもそもそんなにやりたくなかったかもしれないんですけど、否定されるとそんなことない!!!ってめちゃくちゃ意固地になります。

結果ですね、子供部屋に引きこもって、あろうことか白い壁に鉛筆で「チャレンジ」の5文字を書き殴り始めるんです。狂ってんな。

至る所に書いてました。その後事の顛末がどうなったかは記憶に定かではありませんが、結局私は高校の時はそれらしい習い事は1つもしていなかったですね。

なんで壁に書き殴っていたのかについては、諸説あるんですが、最有力な説を紹介させていただくと、当時たぶん、ガリレオってドラマを観てたんですよね。東野圭吾原作で福山雅治主演のやつ。わからない人のために説明すると、福山雅治の演じる主人公が大学教授とかで、知り合いの刑事にしばしば頼られていつもなんだかんだ事件を解決してしまうみたいな話なんです。説明下手くそだな。それでその教授がですね、事件について閃くと、黒板とか壁とか至る所に数式をバーって書くみたいなシーンがお約束みたいになってるんですね。テーマソングがかかってね。

多分それなんですよ。

ね?

憧れだったんでしょうね。福山雅治が。

ちなみにそのしばらく後に、マグロがあまりにも食べたくて部屋中にマグロって書きなぐってました。実に面白いですね。

何も面白くねえよ。

あと学校の教室の床に数式みたいなグチャグチャな文字列を書いて素知らぬ顔をしてたこともあります。しかもマジックでね。最低な児童ですね。

でもあのシーン、めっちゃ真似したくならない??

 

以上です。ここまで読んでくださってありがとうございました。皆さんの幼少期のエピソードも是非お聞かせください。

最近ホラーがみれるようになった話

どうもこんにちは、お久しぶりです。菅田将暉の彼女です。

はい、まぁ嘘なんですけど。今日は具合が悪くて一日中寝ていました。熱は出なかったんで、多分大したことはないと思うんですけど。そんなわけでですね、体調を崩したらブログを更新するのが常なのでそうしようかなと思って書きました。

センターも終わって受験生の皆さんは二次に向けた追い込みの真っ最中だろうと思いますが、わたしは受験期のことはもう思い出したくもないので話しません。

最近の話をしますね、最近ホラーにハマってます、冬休みに「来る」を観たり、今はちまちまと「ひぐらしのなく頃に」を観たりしています。今まで全く自分はホラーダメだと思っていたのでこれは結構な転機なんですよ。

ホラーって敬遠されがちじゃないかなと個人的に思うんですが、他人の創作物によって自分の中になにかしらの感情がわき起こるという点においては、ほかのコメディだとか感動モノだとかと大差ないんですよね。

じゃあなんで今までそう思えなかったのかについてちょっと考えてみたんですけど、聞いてくれますか?嫌ならいいです。

まずホラーがみれなかった理由として、シンプルに怖い、夢に出てきそう、夜眠れなくなる、1人でトイレに行けない、等の理由がありました。

私がこの辺をクリアしたのは、ちょっとメタ的に捉えられるようになったからかなと思ってます。どういうことかというと、「怖がってる自分を楽しむ」みたいな感じですね。映画の楽しみ方って人それぞれだと思うんですけど、感情移入して楽しむタイプの人間は、そのままの感覚でホラーをみるとめちゃくちゃ怖いんだと思うんです。

だからワンクッション挟むんですね、自分はこの世界の外側の外側にあるくらいの感覚で、怖い!という感情を楽しめる位置に自我を置くとホラーをエンターテイメントとして楽しむことができるんじゃないかなと思います。

こんな風に書いたけど、意味がわからないかもしれない。ごめんな。

鳥肌が立ったりゾクゾクしたりするのが楽しい人だと、ホラーは楽しいんじゃないかなと思いますね。ジェットコースターに乗ってる感覚とよく似てると思います。違ったらごめんなさい。

一口にホラーと言っても様々なので、その中での好き嫌いとかもあると思うんですけど。私は心霊系や相手の姿がダイレクトに示されてるホラーはあんまり好きじゃないです。

ホラーがマジで無理な方は決して無理をなさらずそのままその道を突き進んでください。救いは光の中にこそあるというのもとても良くわかります。

 

以上です。あとまどマギは叛逆の物語まで観ました。佐倉杏子が推しです。ひぐらしは最後まで観ていないのでまだなにも言わないでください。

 

冬眠したい

寒い時って、何してもダメですよね。

今日は隣の駅の本屋さんに行ってたんですけど、ベンチのすぐそばで寝転がったおじさんと警察のお兄さんが「座ったらどうですか?」「俺はここであたたまってんだよ!」と押し問答をしていてちょっと面白かったです。確かに地面に寝っ転がってる方があったかそうですよね。知らないけど。

そのあとコンビニでお金をおろしてたんですけど、「あれっ月末なのに4000円も残ってるじゃん わたしにしては珍しい〜」と思いながらおろしたら数字が増えたのでおやおや??と思ったらマイナスでしたね。ギリギリじゃねえか。私もエアコンじゃなくて地面で暖をとるべきなんでしょうか。経済的ではありますよね。

なんの話?????

ギリギリっていうか、普通にアウトです。本当にありがとうございました。

冬はダメです。冬眠したいです。冬眠すれば食費も光熱費も浮くしいいことづくしじゃないですか??なんでわざわざ日照時間も減って寒くなってきているのに動かなきゃならないんですか??布団はこんなに暖かいのに。

ところで、昨日からまどマギを観始めたんですけど、めちゃくちゃおもしろいですねあれ。音楽も映像もめちゃくちゃいい。私はほむらちゃんが好きです。まだ最終話までたどり着いてないんでネタバレとかやめてください。現時点での所感ですけど、所謂プリキュア系のそれに対するある種のアンチテーゼみたいな感じがします。そういう点でちょっとライブアライブの中世編に似てますね。

アンチテーゼって言いたかっただけです。皆さんも冬眠のお供に是非観てみてください。多分ですけど、あんまり心穏やかに眠りにつけないと思います。ここまで読んでくださってありがとうございました。おやすみなさい。

11月病

お久しぶりです。

小中学校の頃の日記って毎日書けたし、書くこともあったのに、いつのまにか、毎日変わりばえしなさすぎて何も書かなくなりますよね。これが大人になるってことでしょうか。悲しいな。

中学校の時の担任の先生が、「お前の日記おもしろいな」とコメントしてくれてから、早いものでもう5年くらい?もっと?経ちました。私は今でもなんとなくその先生の言葉に寄りかかって日々をやり過ごしているみたいなところがあります。

まぁそんなことはどうでもいいや。今日は大学の図書館地下で映画を観てました。新海誠監督の「言の葉の庭」です。確か中学の頃に小説を読んで、初めて観たのもその時だったと思います。だからそう、あの「君の名は」の公開よりも前でした。

この映画は45分くらいの短いものなんですが、すごく綺麗にまとまっている上に、ストーリーもシンプルでうるさくなくて好きです。映像美とピアノの音がすごくよくマッチしてて、PVとか観てる気分になるんですよね。個人的には「君の名は」より全然好きです。

これは最近気付いたことなんですけど、私は映画とかアニメとか演劇とか観てるとき、ストーリーよりも演出を観ちゃうし、何なら演出で泣くことが増えてきました。そういう点で言の葉の庭のクライマックスは映像と音楽の相乗効果によってめちゃくちゃに泣けます。感情移入というよりは「エモ……」という涙です。

でもストーリーも好き。主人公の兄の「10代の目標なんて…」ってセリフがわりかし心にグサッときました。小さい頃は将来って遠くて、だからこそ好きなように思い描けてたんですけど、大人に近づけば近づくほど、その理想像から遠ざかるような気がします。

高校の頃はなんとなく、何かにはなるんだろう、って漠然と思ってて、でも今大学では、本当に私は何かになれるのか?と思ってしまいます。何にもなれないんじゃないか? という思いが毎日自分の後ろをついて回るような心地がしています。

今日のブログ、ちょっとヘビーじゃない?????でも本当に、深刻な気持ちとかじゃ全然なくても、何にもなれなくね???って思うこと、ありますよね?私はあるんですよ。多分みなさんもあると思うんですけど。特に何もしてない時ってそれがかなり顕著なんですよね、でもじゃあ、やることがあったら何かになれるのかって言うと、それもどうなん?ってなるんですよね。なんですかねこれ。哲学かな。

みなさんの考えもどしどしお聞かせください。言の葉の庭は、小説も併せて読むといろんな視点を味わえてとてもいいと思います おススメです。

私のことは11月病だと思っててください。

参戦記録

2018/11/07 横浜アリーナ laughter in the dark のライブレポです。セトリ、ネタバレ、全部書くので、ネタバレされたくないよって人はブラウザバックお願いします。

 

一曲目「あなた」

この曲、入りがサビからで、かつボーカルから入るので、1番最初の曲にはもってこいだと思います。5秒で泣いたって言ったのはここです。「あなーたー」のフレーズですでにボロボロでした。一曲目からこんなに泣いててこの先どうなっちゃうんだろうと思った。「存在がある〜〜!!!」みたいな感動と一緒に聴いていたので、正直ほとんど記憶がないです。あと当たり前だけど、ヒッキーは生歌がめちゃくちゃ上手い。なんなら音源よりいい歌を歌います。

二曲目「道」

例によってめちゃくちゃ泣いていたのでほとんど覚えてないんですよね。これは毎度のことなんですけど、繋ぎがめちゃくちゃいい。「人はみな生きてるんじゃなく生かされてる」のところでそう私生かされてる!!!紛れもなく今!!!あなたの歌に生かされている!!!!と思いました。ちなみに私の席、スタンドだったんですけど、あの近辺で初っ端から号泣してたの私だけでした。ドン引きされてそうだなーと思ったんですが、制御できない涙だったのでもう仕方ないですね。

三曲目「traveling

「道」とこの曲の繋ぎの時だったと思うんですが、ヒッキーが「みんなありがとう〜!今日ニ日目なんだけど、もう一回言うね、ただいま。」って言っててハァァァァおかえりいいいいいいいいいいいと思ってめちゃくちゃ泣いた。ちなみに会場の雰囲気としては、みんなライブ慣れしてない感というか、気もそぞろで盛り上がるどころじゃねえ!!あの人の歌を聴くんだ!!!感がものすごかったですね。ああいう種類の熱量もあるんだなと思いました。travelingのヒッキー、可愛かった。いつもかわいいけど。いや、申し訳ないんですけど、「ただいま。」で涙腺崩壊したので、全然覚えてないんですよね。ポンコツ。あ、でも「みんな盛り上がる時間だ 横浜アリーナ」って歌ってくれてだいすき〜〜!!!!!ってなりました。ヒッキーの活動休止ライブの横アリのDVDで観た!!!!!ってなりました。

四曲目「colors」

多分なんですけど、1番サビからの入りになってました。travelingから一気に色彩が変わる感じが本当にかっこよかった。この曲はあ、アレンジされているな〜?と思いました ちょっと音楽的なことに明るくないのでわかんないんですけど、サビが低めの音になっていたと思います。すいませんここもあんまり覚えてないです……現実を受け止められるようになるまで時間がかかります。

このあとMCでした。昨日より余裕を持って、みんなの顔をみれていると思うので、頑張っていこうかなーみたいなこと言ってました。ダメ、記憶がない。「アアアヒッキーが!!!喋ってる〜!!!!」と思ったことは覚えてます。

五曲目「prisoner of love

MCから一気に曲の世界に引き込まれるので、この人本当に天才だな、と思ったのを覚えてます。つかこの曲が良すぎるんだよな。「退屈な毎日が急に輝きだした あなたが現れたあの日から」の歌詞の「あなた」にヒッキーを重ねてしまってめちゃくちゃ泣いた。私はヒッキーがいなかったらこんなに豊かな人生じゃなかったと思います。大好き。

六曲目「Kiss & Cry 」

アレンジがめちゃくちゃ良かったことだけ覚えてる。これね、曲の中盤?辺りからコーラスで、「can you keep a secret?」のコーラスの音源が入るんですよね サビからAメロの間の英語のコーラスあるじゃないですか。あれです。ブチ上がりだったわ。鳥肌立ちました。大好き。

七曲目「SAKURAドロップス

私この歌すごい好きなんですよね。申し訳ないことに好きが溢れたので覚えてることが少ないんですけど。最後の「好きで好きでどうしようもない それとこれとは関係ない」が続くところで、ヒッキーがオルガン?ちょっと遠くてよく見えなかったんですけどなんか弾いてる?んですね それがめちゃくちゃよかった。

八曲目「光」

アレンジがめちゃくちゃよくてブチ上がりでした。弦楽器系(バイオリンとか)のアレンジだったんですけど、恐ろしく美しかったです。バイオリンの音はドキッとするというか、胸に刺さるような心地がしますよね。

九曲目「ともだち」

すっごいドキドキした。ダンサーの人が1人出てきて、踊っているんですけど、それがもうすごく苦しくて。ヒッキーは基本的には歌っていて、2人は別々でいるように思われるんですが、2人の動きはどこか繋がっていて、時々組み合わさったりもして、気がおかしくなるくらい鮮やかで苦しかった。私はこの歌、全く色気とかは感じないんですが、でもとてつもなく、性愛とか欲望とか、そういう匂いが凄くすると思っていて、触れたい、キスしたいという欲望と、でも何にも言えない切なさをあのダンサーさんとヒッキーがとてつもなく鮮明にあらわしているとおもいました。あとで紹介されていたんですが、あのダンサーさんはforevermore のPVの振り付けをしてくださった方らしいです。

十曲目「Too Proud 」

ダンサーさんと一緒にもう一曲、ってヒッキーが歌い始めたのがこれです。私この歌、リズム感とメロディラインが好きで歌詞を真面目に吟味してなかったんですけど、別れそうなカップルの傷のつけあいみたいな歌詞ですね。なんなら浮気くらいしている感じの。すっごく人間らしい歌です。あの時まで気がつかなかった。ヒッキーとダンサーさんが、どきっとするくらい近付くシーンがあって、一曲前の「ともだち」もそうなんですがこの二曲は本当に肉体的というか、すぐそばに生身の身体が横たわっているような、そんな生々しさがあるように思います。あとヒッキーのラップが聴けます。曲の最後、ダンサーさんを残してヒッキーがステージを出て行く演出が悲しかったです。別れみたいだった。

ここで衣装替えでした。ヒッキーが出てくるまでの間、モニターにムービーが映されていました。又吉さんとヒッキーの対談、かと思われたんですが、途中からコントになります。又吉さんが脚本らしいです。私、もう人間としてヒッキーのことがめちゃくちゃ好きだ!!と思いました あんなにすごい歌を作るのに少しも飾らないし、コントもするんだぜ。最高ですね。

十一曲目「誓い」

会場の真ん中あたりからヒッキーが現れて、そこで歌ってたので、スタンドにいた私としては、ちょっと距離が近くなった感じでした。あの難解なリズムを歌い上げられることがそもそもすごい。

十二曲目「真夏の通り雨

好きが過ぎたので記憶が曖昧!!!!!生歌!!生演奏!!!最高!!!ってなったことしか覚えてないです あとステージが四角の、小さい感じで、不可侵領域みたいでかっこよかった。すごい頭悪い感想だな。

十三曲目「花束を君に

この歌、歌い出しがあまりにも壮絶で好き。穏やかなメロディと歌詞なのに、言葉の裏の悲しみがひしひしと伝わってくるようでした。この歌の最後にヒッキーが真ん中のステージから前のステージに移動するんですけど、奈落とかないので、普通に歩いて移動してるんだと思うんですよね。

……やばくね?????花道ないんですよ。だから本当に客席と客席の間を通ってると思うんですよ。間違ってたらごめんな。こっちは何せスタンド席なもんで。

だからもうあの辺の席の人は、ヒッキーがすぐそばを通ってたってことでしょ?????しんどい〜!!!!!

十四曲目「forevermore」

色彩がガッと変わり、深く深く沈んでいくような感覚。照明が青っぽかったことは覚えてる。好きが過ぎたので記憶がない。そればっかりだな。本当にごめんなさい。

十五曲目「first love」

MCで、もうすぐ20周年なんだよね〜って話をしたあとにこの曲だったので普通に泣いた。そもそも私、ライブが始まるまでは、昔の歌はあんまり歌ってくれないんだろうな〜と思っていたので、travelingの時点でブチ上がりだったんですけど。本当に、you’re always gonna be the one だよ。一生ついていくよ私は。以上です。

十六曲目「初恋」

first loveのあとにこの曲歌うの最高すぎな????????サビのふるえがすごく好きでした。好きすぎて覚えてないんだよな。

十七曲目「play a love song 」

最後の曲〜!!ってヒッキーが歌い始めた曲です。この歌すごく好き。スクリーンに映ってる映像がめちゃくちゃ色鮮やかで、苦しいこと、辛いこと全部踏まえた上ででも大丈夫だよと言ってくれるのが嬉しくて、めちゃくちゃ泣いた。お前泣いてばっかりだな。どこにもいかないでよってちょっと思いましたけどね。

アンコール「俺の彼女」

アンコール一曲目でこれ、めちゃくちゃしんどい。あのベースの音、最高だったな……そもそもこの歌めちゃくちゃ好きで、交互に歌われる想いあっているのにすれ違うカップルの心情がすごくいいんですよね。初めて聴いた時に衝撃を受けたことを覚えています。なんでこんな歌が書けるんだろうと思いました。そんな歌が生で聴けるなんて……泣いた…………

「automatic」

ヒッキーが「まだ帰らせませんよ〜、バンド紹介もしてないし!」って言ってくれて泣いた。帰さないでくれ。帰りたくない。この曲何度聴いても本当にいい曲なんですけど、私はライブバージョンの方が好きだったりします。切なさは薄れちゃうような気もするんですが。

バンド紹介してるヒッキーがめちゃくちゃかわいい。

「goodby happiness」

この曲で終わるのほんと好き。大好きな歌です。もう大号泣してたので何も覚えてないです。好き。一生ついてく。終わりたくない〜ってずっと思ってたんですけど終わってしまいました。明日から強く強く生きていこうと決心したことを覚えています。

あとどこのMCだったか忘れたんですけど、「今日私に会うの初めてだよ〜ってひと〜、あっ、結構いっぱいいる…そうだよね私全然ライブしてないから…」って言ってて死ぬほど可愛かった。

 

あとライブ運営に関しても、めちゃくちゃ良かったです、物販の事前申し込みして会場で引き換えられるシステムとか、顔認証システムとか、転売ヤー対策バッチリでかつ煩わしさが全くありませんでした。ただ明確に携帯オフの指示がないので、ちらほらスマホで動画撮ってる人とかいて、それはどうなん?と思いました。録音録画機器の持ち込み禁止ってことは、録音録画禁止ってことじゃないんですかね。気が散るので少し嫌だった。

 

ヒッキーに関していえば最高でした。

絶対にいつかもう一度会いに行きます。出来たらもっとライブしてほしいけど、でもヒッキーがそういうタイプじゃないのもなんとなくわかるので、気が向いたらしてください。死ぬ気で当てに行きます。あなたに会えてよかったです。

 

追記 後々知ったんですが録画おっけーだったみたいですね。何せツアー全体の中の2日目だったので情報がいまいち共有されてなくてそこがもやっとだった。でもまぁ、多分おっけーと言われていても私は動画を撮るどころではなかったと思います。

かみさまはいる

11月7日横浜アリーナの、宇多田ヒカルさんのライブツアー「laughter in the dark 」に行って来ました。

なにから話したらいいんでしょうか。私、本当に小さい頃から家族の影響で彼女の音楽を聴いていました。だからなんとなく、空気みたいな、あって当然、みたいな感覚がずっとありました。そんな彼女は、私が小学生のときに、活動休止宣言をします。

私が本当の意味で彼女の曲や、その歌詞の魅力に気がつくのは、多分、彼女が活動休止宣言をしてからのことだったと思います。この人の音楽は、本当に不思議で、綺麗で、寂しいと思いました。

彼女の新しいアルバムが発売された時には、私は高校生でした。戻って来た彼女の音楽が、歌詞が、すっかり洗練されていて、もうこの人は多分迷ったりしないのだろう、と、勝手に思ったことを覚えています。なんでかわからないけれど、向こう側に行ってしまった、とその時すごく感じました。初めからそうだったのかもしれないけど。

 

ライブは、ほとんど諦めていました。先行も抽選も落ちたから。一般でチケット当選の知らせが来た時、私は部屋で1人小躍りしていました。

今回のツアータイトルは、後ろ暗い苦しい感情を踏まえた上で希望を掴もうとする、彼女にぴったりなタイトルだと思います。

 

授業に全部きちんと出て、電車に乗って、横浜アリーナまで。今日がその日だとわかっているはずなのに、なんだか実感が湧かないままでした。会場に入って、席について、とにかく全部目に焼き付けて、耳に、脳に刻み込んで帰ろう、そう思いました。

開場から開演までの長い長い1時間が過ぎて、会場が暗くなりました。

ステージに彼女が現れた時、自分でもなんだかわからない感情が溢れて、涙が出ました。

この間、本当に5秒とかです。歌声が聞こえた瞬間に現実感がガッと押し寄せて、今日死んでもいいと思いました。

焦がれ続けたひとが、そこにいる。それだけで幸せで、どうにかなりそうでした。私の大好きな人が目の前で大好きな歌を歌っている。チケット代の一万円で私はこの先何年かの命を貰ったんだと思います。

向こう側にいる、とは思いませんでした。切り取られる瞬間は全て、私たち一人一人に寄り添うようで、彼女の歌なのに、すべての歌みたいで。彼女が歌っている間は、彼女は音楽そのものになるんだと思いました。死ぬほどカッコよくて、綺麗で、圧倒的で、かみさまはいるって、そう思わせるような歌声でした。

でもMCの時は、全然違います。簡単に言うと、とても初々しいです、歌声にブランクは全然ないのに、MCにはあります。言葉に詰まったり、泣きそうになったり、ふふって笑ったりするのがすごく人間らしくて、この人は間違いなくここにいるんだと思って、それがすごく嬉しかった。

ツイッターとか見てても思いますが、本当に飾らない人で、自分をこう見せようとか、そう言うのが一切感じられない。あんなに凄いものをつくる人なのに。宇多田ヒカルさんには、自分をかっこよく見せようとか、そういうことをしないかっこよさがあります。

 

とりあえずここまでです。彼女は神様ではないし、そう呼ぶつもりもないけど、かみさまはいるし、この人と同じ時代に生まれたことを、私はかみさまに感謝しています。

 

どこでどう泣きそうだったか、詳しくはまた後日改めて書きます。今日は筆に任せて書いた感じです。ここまで読んでくださった人がいるかどうかわかりませんが、どうもありがとうございました。

私はアリシアを許さない

秋ですね。寒いです。みなさん、いかがお過ごしでしょうか。

今日はですね、ちょっとマジメに、最近やった面白かったゲームの話をしようと思います。

知り合いの勧めでLIVE A LIVEというゲームをやりました。ていうか実はまだ正規のエンディングにたどり着いてないんですが、でも書きます。あとちょっとなので。

いや、たどり着いてから書けよって感じなんですけど、私絶望的に不器用なので、全然あの、ボス戦とか関係ないところで今詰んでるんですよね。まあそんなことはどうでもいいや。

これ、旧作のゲームで、私はバーチャルコンソールでやりました。

所謂オムニバスRPGというもので、原始編、幕末編、功夫編、西部編、現代編、近未来編、SF編が最初の画面で選択可能です。やる順番も自由。

それぞれ特徴があって面白いのでご紹介しますね。私は別にスクエニの回し者ではないです。

 

まず、原始編から。サブタイトルは「接触」です。その名の通り舞台は原始時代。言葉によるストーリー進行が一切ないRPGです。この時点で面白じゃん。言葉がないのでマイユニを含むキャラクターたちの表情が一番豊かです。ただぼーっとしていると次何するのかわからなくなります。あとマイユニの名前が変えられるんですけど、選択できない文字があるんですよね。これが要するにマイユニの部族にはない文字があるってことを暗に示しているんですけど、そういう世界観への作り込み…好き…以上です。

 

次、幕末編です。これ、キャラクターデザインが青山剛昌…。マイユニの名前はおぼろ丸(変更可)なんですけど、推せる…。サブタイトルは「密命」です。要人の救出のため、忍者、おぼろ丸がお城に忍び込みます。

ストーリーそのものはシンプルですが、やり込み要素が多くて、城の中にいる敵、総勢100名の人間を全員斬ってもよし、隠れて0人斬りを目指すもよし、それによって取得アイテムが増えたり色々します。斬った人間の数を律儀に数えるおぼろ丸が可愛いです。この編の一番好きな隠し要素が城を出て密命など捨ててしまうやつで、まぁこれは全然正規のストーリーに繋がらないんですけど、抜け忍になったおぼろ丸も推せると思います。以上です。

 

長いな。ごめん。功夫編です。これ、(クンフー編)って読むらしいです。さっき初めて知った。サブタイトルは「伝承」です。マイユニは心山拳の師範のおじいちゃんです。おじいちゃんが弟子を探すところからストーリーは始まります。弟子候補が最終的にユン、レイ、サモの3人集まるんですけど、私はレイちゃん推しです。レイちゃん、紅一点です。このゲーム全ての中で。あと男前ですごい好き。

おじいちゃんは全然レベル上がらずに、弟子がどんどん成長していくシステムですね。これストーリークリア前とクリア後でストーリー選択画面に変化があるんですけど、私それだけでちょっと泣きそうになります。

 

ネタバレを避けて良さを伝えようとするのって難しくない?西部編いきます。

ハードボイルド。結構短いです。あと戦闘が実質1回ですね、実質。回復アイテムが酒なのがツボでした。これ、ボス戦の時に押し寄せてくる大軍を、事前に罠を仕掛けて数を減らすことが可能なんですけど、私はセンスがなさすぎて二人しか減らせませんでした。何がいけなかったんでしょうか。

 

現代編です。サブタイトルは「最強」 最初誰のことも倒せなくて、詰んだ…と思いました。これも短いかな。最強を目指して戦います。ストーリーは戦闘のみの構成になってます。マイユニは相手の技を受けることで、相手の技を習得していきます。こんな奴が敵にいたら絶対に嫌だ。

 

近未来編いきます。サブタイトルは「流動」です。マイユニのアキラが死ぬほどかっこいいことで私の中で有名です。主人公というのが一番似合う。アキラは超能力を持っていて、本心を覗くことができます。こんな奴が現実にいたら絶対に嫌だ。ロボットアニメ色が強いです。あとコメディ色もあるので割と明るい気持ちでできますね。アキラもだけど、多分この編で一番かっこいいのはたい焼き屋さんです。

 

SF編です。私の最推し編です。サブタイは「機心」です。マイユニは可愛いロボットのキューブです。宇宙空間を航行する船の中にいるんですが、次々にいろんな事件が起こります。戦闘一切なしのSFホラーです。ホラーは一切ダメだと思ってたんですけど、これをやって、ホラーって面白いな…と思いました。SFホラーなら全然いけることに気づかせてくれたゲームです。

トラブルに遭いながら疑心暗鬼になって言い争ったりする人間たちを、一台のロボットの視点で描かれるのがなかなかに新鮮で面白いです。普通に全然怖いです。

 

紹介した全ての編をクリアすると、ストーリー選択画面に新たな編が追加されます。以降ネタバレを含むので、ダメな人はブラウザバックしてどうぞ。というかこれ、需要があるんですかね?まあいいや。このゲーム、オススメです。

 

追加されるのが「中世編」です。サブタイトルは「魔王」

ここまで読んでいただくとわかるんですけど、このゲーム、RPGらしいRPGが一つもないんですね。でもこの中世編は、設定も舞台もかなりRPGらしく始まります。舞台は中世のお城。剣闘大会で優勝した主人公オルステッドが、王の娘アリシアと婚約します。しかしその夜、アリシアが魔王の手によって攫われてしまう。オルステッドはライバルでもあり、親友でもあるストレイボウとともに、魔王を倒す旅に出ます。めちゃくちゃRPGらしいじゃん。ですが!!!!!!!!!!!この先に!!!!!!!とんでもない爆弾が!!!!!あるんですね。

まずですねあの、先代の勇者というのが山に籠っているので、その人と僧侶のおじいさんを引っ張り出してきて、一緒に魔王山まで行くんです。で、倒すんですけど、魔王を。そうすると先代の勇者が、「あれは偽物」みたいなこと言うんですよ。は??と思っている間に部屋が崩れ始めてですね、オルステッドとおじいさん(ウラヌス)は逃げ果せるんですが、勇者と親友のストレイボウが逃げ遅れ、おそらく生きてはいない…そしてアリシアも取り戻せぬまま、とりあえずお城に帰ります。

夜、目が覚めてしまったオルステッドが、玉座の間に行くと、そこに魔王の影があるんですよね。で、そいつを倒すと、王様が血まみれで倒れてるわけです。「は????」と思っている間に、衛兵に「貴様!!王を!!」と言われて、勇者もストレイボウもお前が殺したんだろと言われるんですね。その時はウラヌスの機転によって逃げ果せるんですが、戻ってくると牢にぶち込まれます。隣の牢にウラヌスがいて、自分にはもう何もないけど、お前は大切なものがあるだろ、と言って牢から出してくれます。セリフはほぼうろ覚えですが。

大切なもの、そう、アリシアですね。オルステッドは再び魔王山へ向かいます。部屋に仕掛けを見つけて、さらに奥の奥まで進んで行くと、そこにいるのは、死んだと思っていたストレイボウなんです。

は????と思っていると、ストレイボウはいつも自分が二番であった劣等感、オルステッドへの嫉妬、憎しみをぶちまけ、魔王山で仕掛けに気がついたとき、オルステッドを出し抜いてアリシアを助ける計画を思いつき、自分が死んだように見せかけて、おまえに王殺しの罪を着せた、それでもお前はここに来やがった、みたいなことを言います。要するに全ては親友ストレイボウによって仕組まれていたことで、魔王は既にいないんです。このシーン、ストレイボウの人間臭さがとても出ていて好きです。

そしてストレイボウとの戦闘が始まり、でも結局勝つのはオルステッドなんですね。ストレイボウが倒れると、奥から出て来たのはずっとオルステッドの精神的支柱だったアリシアでした。でも彼女はオルステッドを拒絶し、ストレイボウを擁護し、「あなたには負けるものの気持ちなんてわからない」と詰り、その場で自殺します。

は…???と思っていると、それまで一言も話さなかったオルステッドが喋り始めるんですね。もう自分は全てを失った、何もない。魔王なんてどこにもいなかった、なら自分が魔王となり、人間どもにその愚かさを教えてやる、みたいなことを言って、彼はオディオと名を変え、魔王になります。そこでエンドです。

とにかく初見でやってる頃は「は…?」の連続なんです。あと民衆の手のひら返しもすごい。最後までいい人なのはウラヌスと、オルステッドに憧れているちっちゃい子くらいなもので、一番ひどいのがアリシアね。

この後、さらにストーリーが追加されて、オディオを倒すために今までのオールスターが集結する話が始まるんですけど、その時にもなおまだアリシアのことを思っている感があるんですよね。もう忘れろよそんな女のことは。

ストレイボウの心理っていうのはそこそこ共感できるものがあるんですけど、マジ、アリシアに関してはお前なんもしてねえじゃん感がすごい。「この人はあなたのせいでいつも苦しんでいたのよ」とか言うんですけど、お前が言うなって感じですよ。作中でもゲームオーバーになるたびにアリシアが「助けて…」とか言うし、めちゃくちゃ彼女のことを思い出している描写があるのに、あるのにこの仕打ちですよ。可哀想すぎない?ばか長くなってしまったのでこのあたりで打ち止めにしたいと思います。

ゲーム自体はめちゃくちゃ面白いのでオススメです。中世編は、所謂RPGの、勇者像へのアンチテーゼなんじゃないかな、と思います。

それはそうだとしても、私はアリシアを許さない。絶対にだ。