11月病

お久しぶりです。

小中学校の頃の日記って毎日書けたし、書くこともあったのに、いつのまにか、毎日変わりばえしなさすぎて何も書かなくなりますよね。これが大人になるってことでしょうか。悲しいな。

中学校の時の担任の先生が、「お前の日記おもしろいな」とコメントしてくれてから、早いものでもう5年くらい?もっと?経ちました。私は今でもなんとなくその先生の言葉に寄りかかって日々をやり過ごしているみたいなところがあります。

まぁそんなことはどうでもいいや。今日は大学の図書館地下で映画を観てました。新海誠監督の「言の葉の庭」です。確か中学の頃に小説を読んで、初めて観たのもその時だったと思います。だからそう、あの「君の名は」の公開よりも前でした。

この映画は45分くらいの短いものなんですが、すごく綺麗にまとまっている上に、ストーリーもシンプルでうるさくなくて好きです。映像美とピアノの音がすごくよくマッチしてて、PVとか観てる気分になるんですよね。個人的には「君の名は」より全然好きです。

これは最近気付いたことなんですけど、私は映画とかアニメとか演劇とか観てるとき、ストーリーよりも演出を観ちゃうし、何なら演出で泣くことが増えてきました。そういう点で言の葉の庭のクライマックスは映像と音楽の相乗効果によってめちゃくちゃに泣けます。感情移入というよりは「エモ……」という涙です。

でもストーリーも好き。主人公の兄の「10代の目標なんて…」ってセリフがわりかし心にグサッときました。小さい頃は将来って遠くて、だからこそ好きなように思い描けてたんですけど、大人に近づけば近づくほど、その理想像から遠ざかるような気がします。

高校の頃はなんとなく、何かにはなるんだろう、って漠然と思ってて、でも今大学では、本当に私は何かになれるのか?と思ってしまいます。何にもなれないんじゃないか? という思いが毎日自分の後ろをついて回るような心地がしています。

今日のブログ、ちょっとヘビーじゃない?????でも本当に、深刻な気持ちとかじゃ全然なくても、何にもなれなくね???って思うこと、ありますよね?私はあるんですよ。多分みなさんもあると思うんですけど。特に何もしてない時ってそれがかなり顕著なんですよね、でもじゃあ、やることがあったら何かになれるのかって言うと、それもどうなん?ってなるんですよね。なんですかねこれ。哲学かな。

みなさんの考えもどしどしお聞かせください。言の葉の庭は、小説も併せて読むといろんな視点を味わえてとてもいいと思います おススメです。

私のことは11月病だと思っててください。