シンエヴァ、覚え書き

こういう風に区切るとアニメシリーズのタイトルっぽい。

人の感想をあれやこれやと観る前に、とりあえず殴り書きをしておこうと思ってこれを書いている。人の感想に共鳴すると自分が何を考えていたのかよくわからなくなる。人類補完計画によって完全化された思考ってちょうどこんな感じなのかもしれないな。

そういうわけで冒頭から思い出せる限りの疑問とか考えたことを書いておこうかなと思います、ぐちゃぐちゃだし、ネタバレも多いので、読みたくない人は読まないでね!

 


先に断っておくと、私は群雄割拠の女性キャラクターの中でもマリがダントツに好きで、なので冒頭で“Excusez moi Eiffel!”と叫びながらエッフェル塔をぶん回すマリ、本当に最高だった。

以下、覚えておければいいなー程度なので箇条書きです。

・自分だけ中学生のまま周りが結婚して大人になってるのも嫌だし、友達が中学生のまま止まってるのもかなり嫌だな。どんな顔したらいいかわからんし、もう友達の距離で関われる気しないし。

・レイが感情を覚えていく様が手本のような無垢さで可愛い。

・中学生しかエヴァに乗れないのは、そのくらいの思春期の頃が1番感情的に豊かだからみたいな、そういうまどマギ的理屈があったりします?

・「何でみんなそんなに優しいんだよ」という気持ち、大変共感できる。

・人死にの描写、えぐすぎないですか?

・アスカが「ここは暮らす場所じゃなくて守る場所」って言ってたのかっこよかった〜

サードインパクトに備えて種子をかき集めて船に乗せる下りは旧約聖書ノアの方舟だなぁとなった、創世記ざっくりとしかわからんが

・マリ、いい女すぎる

・「何で殴りたかったかわかる?」の最適解が「選択しなかったから」なのか「いい加減モラトリアムはやめろ」という私へのメッセージにも思えてここかなり刺さりましたね…

・「私の方が先に大人になっちゃった」なんて言われたら、私は泣いちゃうな…

・アスカが使徒の力使うところ、一回悪堕ちしたキャラの特権感あってかっこいいよね

人類補完計画の内容自体は旧劇とそんな変わらんということでいいのかな

・均質化された、差異を持たない人類になれば孤独や疎外感や、他人との衝突をせずに済むって理屈自体は通るし、「人と関わるのが苦手!でも1人は嫌!」タイプの人間がこの思想に落ち着くのはわからんでもない

・母親の愛を求めながら父親殺すってギリシャ神話のオイディプスっぽいな〜と思ってたけど、そういう感じでもなかったですね

・鈴原サクラとあのピンク髪の子、かなり良い

・ていうか碇ゲンドウの回想にマリおるけど??

・あれマリじゃない?

・マリにしか見えないですが…

・死んだ妻にまた会いたいってわがままに全人類を巻き込む傍若無人さは確かに神っぽい

・13号機と初号機の喧嘩、アパートの壁が崩れたときにセットみたいなのが見えて、そういうメタフィジカルな落ちか?と思ったが、そもそもあそこは精神世界だった

・「ヤマアラシのジレンマ」の解消を図るために棘も皮膚も溶かそうとするのがゲンドウ、1個体で完全体を目指そうとしていたのがアスカ?

・カヲルくんは「今度こそ君を幸せにしてみせる」とか言ってたし、棺がめちゃくちゃ並んでたし、シンジのために何度も生まれ直してるってことですか?ほむらちゃん?

イスカリオテのマリアってなんなのよ そんで

・終盤にシンジたちがいる場所、カメラとかコントローラーとか照明などがあり、めちゃくちゃ撮影スタジオっぽいけど、何?メタ落ちにする気か?と思ってた

・あの世界はあれで終わり、エヴァのない世界に書き換えてここから創世を始めるという意味での3.0+1.0表記?

・別に文句はないんだけど、最近こういう、都合の悪い出来事や事物を無かったことにするために奮闘する話多い気がしている(「君の名は。」とかドラクエ11とか)

エヴァのない世界ならエヴァの呪縛もないからみんな大人になるんだよねって話?

・ていうか、マリ!?!?!?!?!?!?!?!?!?!?!?

・マリ!?!?!?!?!?!?!?!?!?!?

・ここにきてマリなのかよ びっくりした

・アスカかレイかで派閥争いしてたオタク、元気にしてるか?

・概ね楽しんだんだけど最終みんな良い相手見つけて幸せになるみたいな終わり方自体は肩透かし感あるよね そううまくいきませんし…

・まぁ別にエヴァンゲリオンシリーズは人生の教本とかじゃないので、良いと思いますが…

・ていうかマリなのかよ

・マリはアスカだろ

・マリはアスカだろって!!!!!!!!なぁ!!!!!!!

・マリはアスカのこと姫って呼んでたんだぞ!!!!!!!!!!!!!!!!!!

・マリ!!!!!!!!!!!!!!!!

・失礼、取り乱しました

・それはそうとあのラストシーンを見たときに、現実が物語の一部になったというか、私たちの世界が映画の中に飲み込まれたみたいな、不思議な感覚になった。シンジたちが創世した世界に、あなたもいるのかもしれないよ、と言われたような…

・エンドロールが1番泣いた

宇多田ヒカルってマジで天才 みんな聴いた?

・「誰かを求めることはすなわち傷つくことだった」って歌詞、このシリーズの全てでありこの世の全てでもある

・One last Kissの後に全く違うメロディが流れ始めた時、「やはりな」って映画館でドヤ顔しちゃったわ

・プレオーダーの時にアルバムの中に謎の「トラック2」があって、宇多田ヒカルのファンの間では密かに「これ、もう一曲シンエヴァのための曲があるのでは?」と囁かれていたんですよね

・しかもbeautiful worldかよ、そしてアレンジ良すぎかよだいすき〜

・この映画のエンドロール長すぎるだろ

宇多田ヒカル2曲フル尺で流せるエンドロールの長さじゃん、それだけたくさんの人に手を貸してもらったってことですね

・おめでとう。